新宿トラッドジャズフェスティバル

集合時間の集合場所でまず、バナナ入りダンボール箱を大量に目にする。吉井さんの差し入れのよう。これは元気が出そう。
看板を各所に設置しに行く。幾つか目をガードレールに付けようとした時、うっかり目が合ってしまったお巡りさんに言い訳めいた弁明を試みるが、しっしっと追い払われる。こそっと別の場所に付ける。

今年もブラバンから賑々しくスタート。セカンドラインに混じりつつ感じたが、パレードしながらビラ等を配った方が効果的かもしれない。何が起きているのだろう、と遠巻きに眺めているお客様を引き込めそう。
野良青年団や他の皆さんとの演奏の合間を縫い、うな丼のランチを挟み、裕美・ルミヤンツェヴァ&アレクスェイ・ルミヤンツェフだのソプラノサミットだのを聴きに行く。アカペラ仲間のオクターブアヴェニューにも会い、お互いに何故ここで、とびっくり。小林創さんのオルガンは初めて聴く。楽器変われどいつも通り、心底楽しそうに大迫力の演奏。

一日目演奏スケジュール終了。夜の銅鑼セッションに混じりたいが、その日はMINTON HOUSEで野良青年団ライブ。近くのホテルにチェックインする大阪からの遠征組に混じり、ついでにホテルでシャワーを浴びさせて頂いてから銅鑼を少しだけかすめ、MINTONへ。
ライブでは、セッションを終えてからおいでになった木村陽一さんやピンカラさんが共演して下さり、終了後新宿に戻る(当日、たなぼたで眠れる場所を確保出来たのだ)。帰りと明日が大変そうな野良の残りのメンバーを思い、自宅のお部屋を一晩貸してあげようかなどと瞬時思ったが、それを口にしかけた途端にお部屋荒しを宣言するメンバー達に、一瞬でも慈悲心を出してしまった事を後悔。「かおりさんカギー。」と伸ばされてくる手と手と手を振り切り、木村さん、ピンカラさんとシータクで新宿へ。締めに味3でラーメンを頂く。

翌朝は大阪組集合時間まで、ルービのない事を嘆きつつ、お部屋でえいひれやおかきを頂く。集合してからカフェでサンドイッチとホットドッグ。その日のランチは鶏の腿。
あるステージの本番直前、エレピが故障。昨日も別会場で音が出ないのペダルが利かないのと軽いトラブルはあったが、今回のは音響の方々が色々いじって下さってもなかなか直らなそう。そのステージの演奏は諦め、ルービ片手にお客さんを決め込む。初めて見て聴く自分のバンド。その向こうのカウンター内で職人さんが夜の営業に備えて打っているお蕎麦も気になる。食べに来ようかしら。

ステージの合間には古川奈津子さんや河合良一さん、マグノリア等駆け足で聴きに行く。移動中に見かけるブラバンやストリートが楽しそう。ギャラリーから「へぇ、今日ジャズフェスなんだ。」などの声が聞こえて来るのがちょっと嬉しい。そう、皆来て来て!

2日目の演奏も無事終了し、お片付け。御苑スタジオから大量にお借りした楽器や機材を運ぶトラックは随分小さく見えるが、荷の積み方はさすがプロ。信じられない量が収容される。1回目に御苑スタジオへ向かおうとする運転手さんに、「荷降ろし要員1人付けましょうか?」と申し出てもいや、大丈夫、と。職人のプライドか。2往復で完了。皆で拍手。

打ち上がっている銅鑼へ。アレクスェイ・ルミヤンツェフ&小林創連弾ブギin Cが始まると、皆ステージにかぶりつき。いやー、士気が高まる。私も少し参加。
その日はセッションは少しだけ。ソウルフードカフェの磯崎さんが身に装着している金属製のウォッシュボードが気になり、購入されたと言うニューオリ隣町のウォッシュボード専門店のお話を伺う。
ジェフ・ブルのテーブルにもお邪魔する。日本東西ジャズ事情にやたら詳しい彼に、どこでそんな情報を仕入れたのかと皆が聞いても、しれっと ”I’m smart.”。

そんなこんなで2日間は過ぎた。これだけの事を執り行うために気が遠くなる程の準備を進めて下さった方々に、心の底から感謝です。


投稿者: 大野かおり 日時: 2004年12月13日 12:32 |

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